はい癒着丼
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冗談はさておき、Jリーグは今中断期間ですが、それぞれのクラブが残り何試合残っているか調べてみた図が下になります
リーグ | ルヴァン | 天皇杯 | ACL | 最少 | 最大 | |
札幌 | 14 | 2~5 | 1~4 | 17 | 23 | |
鹿島 | 14 | 1~4 | 15 | 18 | ||
浦和 | 14 | 14 | 14 | |||
柏 | 14 | 1~4 | 15 | 18 | ||
FC東京 | 14 | 14 | 14 | |||
東京V | 14 | 14 | 14 | |||
町田 | 14 | 2~5 | 16 | 19 | ||
川崎 | 14 | 2~5 | 6 | 22 | 25 | |
横浜 | 14 | 2~5 | 1~4 | 6 | 23 | 29 |
湘南 | 14 | 1~4 | 15 | 18 | ||
磐田 | 14 | 14 | 14 | |||
新潟 | 14 | 2~5 | 16 | 19 | ||
名古屋 | 14 | 2~5 | 16 | 19 | ||
京都 | 14 | 1~4 | 15 | 18 | ||
G大阪 | 14 | 1~4 | 15 | 18 | ||
C大阪 | 14 | 14 | 14 | |||
神戸 | 14 | 1~4 | 6 | 21 | 24 | |
広島 | 14 | 2~5 | 1~4 | 6 | 23 | 29 |
福岡 | 14 | 14 | 14 | |||
鳥栖 | 14 | 1~4 | 15 | 18 |
全コンペ残してる上にACLまである広島とマリノスが中々エグイことになってますね。
広島は大橋選手や川村選手が海外に移籍するという大きなマイナスはありますが、代表級の力を持っている川辺選手の復帰も決まるなどかなり動きが見えます。
それに比べると現状マリノスの動きがとても大人しく、「また無能フロントが仕事サボってるのか」などと吹き上がるような方も居そうですが、今回はちょっと論理的に今夏の補強があまり多くない理由について考察してみます。
■不透明なチーム方針
暫定的に監督を務めているハッチンソンに対して、「今期限りの中継ぎ」と想定しているのか、「内容と結果次第では来期以降も」と想定しているのか不明なのですが、どちらにせよ「ハッチンソンのために」夏にガツガツ補強するメリットがあまりないです。
それなら体制を整えて冬に一気に資源を投下して編成を切り替える方がよほど経済。
今期は既に成功ではないにせよ、降格という最悪の事態さえ逃られられるなら後はかすり傷と想定して今期はなるべく資源を保持したまま耐えきるのも一つの戦略だと思います。
そもそもフロント陣営からして今のフロントの人員がそのまま続けるのかオフに刷新があるのか不透明ですが、もし何かしら動きがあるなら今動くより体制が固まってから動く方が良いでしょう。
■難しい立ち位置の若人たち
端的に言うと現在特別指定で内定が決まっている諏訪間選手と塩貝選手の契約が今はまだプロ契約を締結しているわけではないため、まず自由に連れ出せませんし、どうしても大学優先にならざるを得ません。
両名とも大学での実績やプレーぶりを考えれば、プロ契約をすれば毎試合メンバー入りは固いくらいの序列にはなるでしょう。
逆に言えば数年後確実に彼らが入団することを考えると、無邪気に戦力をあれもこれもと揃えるのが難しいのかもしれません。
CBも今は上島選手とエドゥアルド選手の不安定なペアで進むしかなく、困った状態ですが本来は怪我の畠中選手に脳震盪の渡邊選手、更に内定している諏訪間選手がいるわけです。
今CBの質・量が足りなかろうが簡単に補強できるもんでもないです。
前線に関しても塩貝選手の存在や、まだ進路は明確ではないにせよ筑波大の内野選手を受け入れることも念頭に入れていないことは無いでしょう。
となるとこちらも夏に慌てて補強するより、このあたりの期待値の高い大学生たちと早期契約を結んで正式にスカッド入りさせて、デプスチャートを更新してどこを補強すべきか考えた方が効率は良いでしょう。
■まずは売りオペ
移籍市場では、有力な選手を獲得するより、頃合いのいいタイミングで選手を売る方が難しいとよく言われます。
この売りが抜群に上手いのがレアルマドリーで、峠を越えるか超えないかくらいの選手を見事に高値で他クラブに売り抜けています。
今のマリノスのスカッド、お世辞にも褒められたものではありません。
言葉を選ばずに言うと、こんなメンバーでACLとリーグの両立なんてへそで茶を沸かすレベルです。
言ってしまえばチーム内に少なくない数、レベルの低い選手が在籍しています。
彼らをちゃんと売却してスカッド内のレベルを上げることがまず先決であり、夏はほとんどレンタルばかりでしたが、レンタルで退団した面々以外にも整理しないといけない選手が10人前後はいると思うので、むやみやたらにスカッドを肥大化させるよりも適切な人数を管理し保つためにも売りを考慮して動く必要があるでしょう。
実力が大したことないとはいえ試合数が多い以上、ある程度試合に出てもらったうえでオフに入れ替える方が良いでしょうから今夏動きがないのも私はやむなしに感じます。
とはいえ、これらはあくまで「オフにガッツリ刷新する」前提での考察なため、もし刷新しなかったら流石にもうどうにもならないと思います。