序盤戦のマリノスに感じること

こんにちは

私です。

 

早速ですが昨日で11節、およそシーズンの1/3が終わったことになります。

そんな序盤戦のマリノスに関して思うことを、ルヴァンでの内容結果踏まえて書いていきたいと思います。

 

結論からいうと

内容、陣容は再建期っぽいのに数字が望外についてきていて困惑しています。

 

まずマリノスは守備の要である岩田智輝選手と高丘陽平選手の退団を余儀なくされました。

また、途中出場で試合の流れを引き寄せる役とプレスのスイッチを入れ直す役を同時にこなしていた仲川輝人選手、アンデルソンロペス選手の好敵手として数字を残してくれていたレオセアラ選手も退団しました。

また昨シーズンベストイレブンの小池龍太選手はルヴァン杯1試合に出場したのみで負傷のため10月頃まで戦線から離脱することが決まっています。

そんな中で彼らと同等クラスの即戦力を確保することはできず*1、昨シーズンと比べるとやや固定気味のメンツで戦うことが増えました。

 

巷で言われているように「引きつけて」擬似カウンターのような前進をしたいというのは言われれば分かりますが、正直選手一人一人によって意識、スキルの格差があるため、再現性はあれど再現頻度はそんなに高くないなと感じます。

ビルドアップ、守備両方において要となるGKの一森選手がキャンプを経ていないのも大きいでしょう。*2

いくつかのポジションが緊急事態に陥っていたり、換えが全く効かない困ったことになっていますし、現場がやりくりに腐心しているのは伝わります。

そんな中でもしぶとく勝ち点を拾っていき、現状暫定2位*3につけることができています。

また、ルヴァン杯はリーグ戦に輪をかけて内容は乏しいですが、しぶとく勝ちきって4戦全勝で既にグループステージの突破を決めることができました。

 

希望的観測に過ぎませんが、負傷で出遅れた選手たちの復帰、新加入選手たちのフィットといったイベントがまだ残されていることを踏まえると色んな意味で構築段階と言うべきでしょうか。

 

構築できるかどうかはまた別の問題ですが、どうも一流の投手が自分の決め球を封印してオープン戦で投げているようなそんな感覚を覚えます。

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

*1:そりゃ当然です。

*2:フィールドプレイヤーと意思がズレることが少なくないのが気になります。無論一森選手が悪いと決めつけるべきではありません

*3:ACLで2試合少ない浦和、1試合少ない広島がいるのであくまで暫定