こんにちは。
私です。
本日はサッカーネタ関係なく、先日5/20に行われた賞レース「The Second」の感想を書き連ねていきたいと思います。
先に言いますと、私が見始めたのは21時過ぎからです。
というのも裏で横浜マリノスvsガンバ大阪の試合をしていたので、そちらを優先して見ていたからです。
なので、具体的にどの漫才師がどう、とか言えるほど見れていませんし言うつもりもありません。
・審査方法
2組の直接対決形式
100人の客がそれぞれ1~3点をつけて、その合計点数で争うんですね。
またもし同点だったら3点を入れた人の数が多い方の勝ち。
これは良し悪しありますが、分かりやすくていいですね。
なによりM-1でずっとモヤモヤさせられ続けた「トップバッター不利問題」への解になっているように感じます。
ずっとトップを引いた漫才師に対してのコメントが「出順がね…」って言われ続けているのに具体的な改善もしないM-1は正直ちょっとどうなんだろうと思う時もあります。
ただ、「評価される」漫才はM-1とはちょっと違う質のものになるとは感じます。
どういうことかといいますと、M-1は面白ければいいというものではなく、例えばちょっとした固有名詞や内輪っぽいネタをバンバン出したりすると評価が下がる傾向があります。*1
寄席でやる分には面白いけど、賞レースにそれ持ってくるのどうなん?っていうネタは実際ありますが、The Secondは良くも悪くも寄席に近い雰囲気で審査員も大御所芸人じゃなくて一般のファンなので、そういったネタであってもある意味問題がないのかもしれません。
・4時間の尺
気になったのは、勝敗決定までの時間がやたらと長かったことです。
2組がネタを終えると、数分フリートークをしてから1組ずつ点数を表示する流れですが、そのフリートークは個人的にはとても冗長でした。
全くいらないとはいいませんが、「結果はどうなるんだ」という緊張感は途切れてしまうと感じます。
多分どれくらいかかるのかが想像しづらかったため、尺足らずになるリスクを考慮してある程度時間を取ったのでしょうが、こちらは次回大会以降も実施するのであれば参考にしてほしいところです。
・毎年やるべき大会なのか
第1回で「これだ」と結論付けるのは大変に難しいところではあります。
M-1出場者より芸歴が長く、単純な「面白さ」だけなら下手をするとM-1決勝進出者を上回ってもおかしくないような漫才師たちが真剣に優勝を目指すというのは魅力的ではあります。
M-1やKOC、R-1の黎明期をリアルタイムで見ていたわけではないので、賞レース初回大会の空気感ってこのようなものなのか、それとも今回のThe Secondがとりわけバラエティ色が強かったのかは正直判然としません。
個人的には「賞レース要素はおまけ程度で、演者や演出が豪華な寄席番組」という印象を受けました。
この路線でお祭りっぽくやるなら毎年やる意味はあんまりなさそうで、2、3年に1回くらいあるといいなと感じます。
逆にもし毎年やるなら今回よりも更にストイックな「賞レースっぽさ」を出していってほしいなと感じます。
本日もお読みいただきありがとうございました。
*1:2021年のインディアンスも最後優勝できなかった理由の1つにそこはあるのではないでしょうか。面白かったですけどね。