感動の勘当

はぁい、こんにちは

 

マリノスファミリー」について語ります。

というかこうも「チームアカン感じ」になるとそういった議論は出てきますよね。

とりあえず私が今のチームやキューウェル監督にどう感じているかは他の記事を読んでいただければわかると思うので特段語る気はありません。

ブーイングについてですが、私は残念な試合の後は笛が吹かれた瞬間に席を立つので、良くもわざわざ席に残ってそんなことするなと熱意に感心します。

 

話を戻しましょう。

 

「我々はマリノスファミリーだ」

「ファミリーたるもの最後まで応援しなくてどうする」

「ファミリーたるもの選手批判、スタッフ批判は一切許さんぞ」

「ファミリーたるもの勝ちを見れなくても嘆くでない。強いから応援するんじゃない、ファミリーだから応援するのだ」

「ブーイングなど言語道断、どんな試合でも励ますべし」

とまあこんな感じの意見と、「いやそんな訳無いやろ。」という意見と両方見ますね。

 

まあ正直なところ、そんなもんはスタンスの違いでしかなくて

「ファミリー」をかさに着て他の人の意見を黙らせようとするのも違うし、逆に「相手はプロなんだから常に質の高いプレーを要求して当然」というのもあまりに現状と合わなさすぎるよなとは思います。

 

現状について非をがあるのは現場より戦力の見積もりが甘かったフロントであることは間違いがないとだけ私は思います。

 

1つ気になるのは、「マリノスファミリー」の定義が分からないんです。

どこまでが範囲ですか?

・選手

・スタッフ

・裏方

・フロント

・スポンサー

・元在籍選手

・下部組織出身選手

・サポーター

それとももっと先まで?

 

ファミリーだファミリーだと連帯感を煽る割に、例えば一部の元所属選手(例:齋藤学選手)にはやたら冷たいですよね。

貴方達にとって齋藤学選手はファミリーじゃないんですか?

齋藤選手より在籍期間も短くて貢献もほぼなくて、移籍金を残すまでもなく退団したような選手たちを平然とファミリー扱いするのにですか?

移籍金を残してくれなかったのが不快でしたか?それとも当時「川崎フロンターレ横浜F・マリノス」と格付けされたような気持がして不快でしたか?

私はそんな斎藤選手の移籍よりはるかに在籍中に貢献してくれなかった選手が不快です。

なによりプロですから。

 

もっと言うと自分と意見の違うサポーターに対して「ファミリーじゃない」とか言っちゃいますよね。

この試合を見て批判するなんてファミリーじゃない。

タイトル取れなくて文句言うのはファミリーじゃない。

etc…

 

自分たちにとって都合のいい、心地のいい存在だけをファミリー扱いし、そうじゃない人を排斥するのは中学生までで卒業しましょうよ。

 

あと、ファミリーという言葉を借りるなら「マリノスファミリー」なんてせせこましい範囲じゃなくて、Jサポ全体が「Jリーグファミリー」と言ってもいいと思うんですよ。

当たり前ですけど相手がいないとサッカー出来ないですから。

各クラブ、運営が一丸となってリーグを盛り上げないといけないわけです。

 

Jリーグを作るのはマリノスだけじゃありません、マリノスファミリーだけじゃ何もなりません。

大きな規模で言えばライバルクラブやJの運営、審判も含めてファミリーなんですよ。

 

そう考えた時にマリノスファミリーはJリーグファミリー」にふさわしい(と貴方たちが定義している)言動を出来ていますか?

選手を批判するな、常に暖かく鼓舞しろというならそれは野々村チェアマンや審判、対戦相手にも向けないといけません。

何故ならJリーグ全体がファミリーです。

 

審判を批判するなら貴方が資格とってやってみてください。

野々村チェアマンを批判するなら今からあなたがチェアマンになってリーグを改革してください。

他クラブの選手を批判するなら、あなたがプレーしてください。

もっと他クラブにプロとしての敬意を払ってください。

他クラブのボールパーソンに文句をつけないでください。

 

貴方たちマリノスファミリーの皆様ならきっと守ってらっしゃるに決まってますよね。

よもや、マリノスの批判は許さないのに他クラブやJリーグ運営、審判は平気で批判してないですよね。