こんにちは
私です。
急に突拍子もないことを言い出したように見られそうですが、実はこれ私自身が数年前から感じていたことで、サッカーの戦術や戦略とポケモンのレート対戦*1って無茶苦茶似てるんですよ。
実際じゃあどういったところにそう感じるのかをつらつらと書き進めていきますので、「しゃーない、読んでやってもいいだろう」と思われるお優しい方はどうぞお付き合いください。
ポケモン対戦について
もちろん存じ上げている方もいるかもしれませんが、存じ上げていない方も一定数いらっしゃいそうなので、ここで簡単にポケモン対戦について説明させていただきます。*2
まず大前提として、いわゆるジムリーダーを倒し、四天王を倒し、チャンピオンになって、伝説のポケモンを捕まえて終わりという牧歌的な世界ではありません。*3
ここからポケモンをまた１から育てなおして鍛え上げてネット上の猛者たちと相対するわけなのですが、その際のプロセスや対戦そのものがとってもサッカーと似通っているのです。
まずはネットで対戦する６匹パーティを組むためのポケモンを選択します。
ここはサッカーでいうところの加入させる選手を選ぶといったところでしょうか。
そして当然ですがポケモンには種類毎に特徴があります。
攻撃力の高いポケモン、守備の固いポケモン、ひたすら早いポケモンetc…
そしてそれはサッカー選手も同様です。
シュート力の卓越した選手、対人守備にたけた選手、とにかく足の速い選手etc…
この特徴を踏まえたうえで必要なパーティを６匹選出するポケモンと、特徴を踏まえたうえで必要な選手３０人前後のスカッドを組み１１人のスタメンを選ぶサッカー
そう聞くとじわじわ「似てるんじゃないか？」って気がしてきませんか？
さらに言うとそれぞれの特徴を持ったポケモンの中でも能力値が分かれており、能力値の高いポケモンと能力値の低いポケモンが存在します。シビアですね。
でもサッカーも同じですよね。同じ快速アタッカーでもより速くよりフィジカルの強い選手と、そうでない選手といますよね。
そして、ポケモンにはそれぞれステータスが割り振られていますが、ある一定数各ステータスに割り振ることができるパラメータがあります。
得意なことをさらに伸ばすもよし、苦手を補うもよし、自由に使えます。
ここもいわば個々の能力向上といったところでしょうか。*4
さらにポケモンには使える技が4つと限られており、その4つにどれを選択するかでも戦略性は変わってきますし、また6体パーティに入れていても全員使えるわけじゃありません。
ここはサッカーも同じでありとあらゆることを試合の中でできるわけじゃなくて、ある程度事前にプランニングして、選手に対して与えられることも限られると思います*5。
また、ポケモンではパーティ6体中3体、ないしは4体*6使って戦うのですが、どのポケモンを使うか、逆にどのポケモンを使わないかを選択するのはスタメン選びや選手交代と似ていると感じます。
またポケモン界にはサッカー界同様に戦い方、戦術のトレンドがあります。
それは人気の高いタイプであったりポケモン、技のことを指しています。
そして環境の変化とともに巡り巡って色々なポケモンが栄光をつかんでは手放すを繰り返していきます。*7
そんな環境、強さが移ろいゆくところも非常にサッカーと似ているように感じます。
サッカーもトレンドは移ろいゆく中で、都度話題をさらうチームが変わっていきます。
またポケモンはそこまでいっても「運」で勝敗が左右されます。
不意の急所や技外し。なんなら命中率30％の一撃技が連続でヒットすればその時点でほぼジエンドです*8。
そこはサッカーも同じでしょう。
シュートがディフレクトして入った、入らなかったとか、審判のさじ加減で試合がおかしくなってしまったとか…
何もかもが完璧に理詰めだけで決まらない面白さもありつつ、またその中で最善を尽くして高みを求めることを求められるシビアさ、こういったところでサッカーとポケモンは非常に似たものがあるなと私は思っていますし、だからこそ飽きずにずっと見ているのかもしれません。
本日もお読みいただきありがとうございました。
*1:いわゆるオンラインで対戦できるモード
*2:偉そうに言っていますが私自身そんなガチ勢じゃないです
*4:ポケモンだと得意なパラメータを只管に伸ばして苦手は放置することが多いですが、サッカーだと苦手を放置するとそれがチームにとってもキャリアにとっても致命傷になりかねないので苦手を補うのが良いでしょう。
*5:とはいえポケモンと違って4つの技で終わりってことは中々ないと思いますが
*6:過去にあったトリプルバトルは6体使いますが、今はトリプルバトルがないので割愛します。
*7:常に強いポケモンは極めてレアです。というか禁止伝説級以外ではほぼいないと思います。
*8:確率的に9%なのでそこまで低確率でもないという恐ろしさ
