野球でよくあるプロスペクトランキングですが、大相撲で若手力士TOP10やろうと思います。
毎年やれたらいいな、との願いを込めて2025年版としています。
ではプロスペクトの条件
・23歳以内(2002年1月1日以降生まれ)
・十両以上の経験なし
・前相撲経験済み
であることです。
なので、23歳以内でも十両以上を既に経験している力士(例:大辻/高田川部屋)やまだデビューすらしていないアマチュア力士(例:垣添玄空/埼玉栄高校→雷部屋内定)は対象外です。
10位 竜鳳(音羽山部屋)
2007年6月12日生 番付:序二段45枚目 最高位:序二段45枚目 通算成績:13勝1敗
175cm 153kg
中学時代は中学横綱に輝いた逸材で、高校中退し角界の門を叩いた。
パワフルな相撲が武器で、序二段の優勝決定戦では同部屋の先輩力士で大卒入門の鶴英山を相手に真っ向からぶつかり、力で押し勝ちました。
体格や相撲のパワフルさは元大関の貴景勝を感じさせるものがあります。
9位 安響(安治川部屋)
2005年11月25日生 番付:幕下59枚目 最高位:幕下45枚目 通算成績:52勝32敗
184cm 134kg
近年、四つ相撲より突き押しが武器の若手力士が増えていますが、彼は四つ相撲が売りの安治川部屋らしい取り口が魅力です。
身長も十分ですが、もう一回り大きくなって将来像としては伊勢ケ浜部屋の義ノ富士が近いかなと思います。
8位 米沢龍(境川部屋)
2005年3月28日生 番付:幕下39枚目 最高位:幕下39枚目 通算成績:39勝24敗
189cm 132kg
スケールの大きな長身力士で、良くも悪くも"大きな相撲"をとるなという印象があります。
魅力的な反面、怪我には気を付けてもらいたいですし、身長の割には軽量で重みもあまりないので、相手の力量がそれなりにあると、大きな相撲が通じない場面も見られます。
幕下まではかなりのスピードで昇進したものの、そこからの停滞は否めないので殻を破りたいところです。
7位 野田(藤島部屋)
2005年11月27日生 番付:幕下10枚目 最高位:幕下10枚目 通算成績:46勝24敗
182cm 125kg
後述の福崎やすでに十両に上がった藤凌駕、新入幕を狙う藤青雲ら優秀な若手中堅力士の宝庫になりつつある藤島部屋の若手力士。
藤凌駕、福崎の2人のような豆タンク突き押しタイプではなく外連味のない四つ相撲が魅力で早い出世を果たし、十両昇進を狙える立ち位置にいる力士です。
デビュー場所となった2024年5月場所の序ノ口で聖白鵬(伊勢ヶ浜部屋)と優勝決定戦を戦いましたが、その時の相撲は必見です。
2008年10月29日生 番付:三段目18枚目 最高位:三段目18枚目 通算成績:44勝26敗
183cm 123kg
中卒入門ながらスピード出世で来場所の幕下を掴み取った叩き上げ期待の星。
まだまだ成長中の身体で、時にはパワー負けすることもありますが、足腰も粘り強く簡単に土俵を割りません。
鋭い突き押しが持ち味ですが、まだまだ身長も伸びそうな素材型力士です。
5位 可貴(追手風部屋)
2002年5月16日生 番付:三段目31枚目 最高位:三段目31枚目 通算成績:20勝1敗
190cm 139kg
名古屋場所でのデビュー以降3場所続けて序ノ口→序二段→三段目で優勝を果たした大卒力士。
金沢学院大学で実績を積んだものの、付出し資格が得られずに序ノ口からデビュー。
圧倒的な力の差があったので、序ノ口~三段目の力士まで相手にならず次々となで斬りにしていきました。
来場所は幕下に上がりますが、幕下相手でも力を見せつけて順調に出世していくのか、やや壁に当たるのかは見ていきたいと思います。
4位 碇潟(伊勢ノ海部屋)
2007年2月24日生 番付:幕下19枚目 最高位:幕下19枚目 通算成績:28勝14敗
174cm 123kg
父が現甲山親方の元前頭大碇、兄が現幕内の藤ノ川という相撲一家の次男。
兄譲りの小柄な体型で、兄と比較するとより愚直で無骨な突き押し、おっつけが強みだが回しを引いても戦えるといったところでしょうか。
当たりの鋭さはまんま兄譲りで、兄弟そろって小柄な体格をマイナスにしないような努力を積み重ねてきているのを感じます。
3位 福崎(藤島部屋)
2007年1月9日生 番付:幕下14枚目 最高位:幕下6枚目 通算成績:24勝11敗
172cm 143kg
史上初の高卒で幕下付け出しデビューを飾った超逸材。
上背こそなく、小柄なものの既に十両を射程圏内に捉えており、スピード出世が期待されます。
力強い押し相撲が特徴で、低さを生かした相撲を取っていって土俵を沸かせてほしいそんな逸材です。
2位 天狼星(錣山部屋)
2006年9月15日生 番付:三段目5枚目 最高位:幕下57枚目 通算成績:24勝11敗
186cm 118kg
横綱豊昇龍の従兄弟であり、叔父にはおなじみ朝青龍がいるモンゴル出身の若手力士。
まだ身体が出来上がっておらず、軽量を突かれて負けてしまうことも多いが、血族に恥じない卓越したフィジカルとセンスは必見。
幕下昇進まではスムーズで、そこから今は少し停滞しているが身体が出来てくれば自ずと上に進んでいくと思っています。
タイプ的には派手さと身体能力を織り交ぜた豊昇龍よりは、もっと王道の四つ相撲が持ち味です。
1位 旭富士(伊勢ケ浜部屋)
2002年5月17日生 番付:番付外 最高位:- 通算成績:-
185cm 150kg
プロスペクトランキング1位はまだ前相撲しか取っていませんが、伊勢ケ浜部屋の旭富士です。
外国人枠およびビザの関係でデビューが遅れに遅れ、4年ほど研修生として部屋で鍛錬に明け暮れてようやく2025年九州場所で新序出世。
2026年の初場所で序ノ口としてデビューするわけなので、何の実績もありませんが、関取が大勢いる伊勢ケ浜部屋の中で既に一番強いとか、出稽古に来た横綱豊昇龍を軽く倒したとか、俄かに信じがたいエピソードが次々出てきます。
順調にいけば2026年の九州場所、あたりで十両かなんなら幕内まで上がっていても不思議ではないですし、第二の安青錦くらいのスピード出世すら見えてくる逸材です。