平成以降の大関でTier作ってみました。
対象は
・最高位が大関
・既に引退済み、もしくは現役だけど陥落して大関にいない力士
です。
なので現役大関の琴櫻関や、のちに横綱に昇進した力士たちは対象外です。
平成以降にしたのは自分がある程度見たことある人に絞りたかったからです。
ではよろしくお願いいたします。
STier
優勝5回という大関としては異次元の実績を残した大レジェンド、
時代とタイミング次第では横綱になっていた力士だと思います。
良くも悪くも彼以上の大関が今後現れるとは思えません。
通算優勝回数は3回ですし、他の要素で見ても魁皇に一歩及ばないですが、大関通算65場所は史上トップタイですし、ATierの面々とは明確な差があると思います。
ATier
現役生活は決して長くありませんでしたし、怪我で2度の大関陥落も経験しましたが稼働できた時は横綱に手がかかりかけていた力士の一人でした。
卓越した技能で当時無双状態の朝青龍に対応できる数少ない人物でした。
優勝回数は4回であり、魁皇に次ぐ数字ですので、そこだけを見るとSTierでもおかしくはないと思います。
ただ、現役生活が短かったのもあり、ATierとさせていただきました。
負担のかかるスタイルを貫くしかなかった苦しさから解放された今の姿が佐藤貴信という青年の本質なのかもしれません。
二子山軍団の一角を担う長身異能大関で、2度の優勝を誇る名大関でした。
BTier以下とは明確に優勝回数で差をつけており、2桁勝利の回数も含めて強豪大関として時代を彩った力士でした。
部屋の強豪力士たちに囲まれたお陰、という意見もありますがそれにしたってあの大横綱貴乃花を2度下し2度優勝した実績は称賛されてしかるべきでしょう。
BTier
優勝は1度でしたが、その1度が全勝優勝と強烈なインパクトでした。
毎場所優勝争いに絡むわけではありませんが、ひょっこり上位陣を食い荒らして毎場所ちゃんと勝ち越して力を示していました。
必殺の首投げに代表されるように相撲勘の良さで観客を沸かせました。
日本出身力士の大関昇進、優勝の2つは彼からスタートしており、流れを作った名大関です。
がぶっていく寄り以外の武器がそう多くなかったですし、優勝争いに都度絡んでくる力士でもありませんでしたが豪栄道同様、大関の在位が比較的長く量の面で貢献度が高かったです。
優勝回数は1度しかありませんし、大関昇進前の期待値を考えるとやや落ち着いたキャリアになってしまいましたが、大関在位47場所は立派な数字です。
明確に横綱挑戦場所と言える場所は優勝直後くらいしかなかったため、横綱候補とまではいかなかったのは少し寂しく感じます。
大関在位中の勝率は非常に高く、ATierの面々とも遜色ないどころか上回っているくらいですが、怪我で大関在位が短かったのが残念でした。
信じられないパワーから人間離れした豪快な相撲が魅力的でしたが、パワー任せすぎて自らのキャリアを縮めてしまったのは非常に残念です。
初代霧島
実は私が唯一現役時代を見たことのない力士で、正直なところデータでしか知らない力士ですが、平成以降に大関に昇進したという事で数字を見てこちらにしました。
この人も30歳を過ぎてから大関になり、大関在位期間は優勝も果たし、勝率も高かったですが、あまり大関の地位を長く維持できなかった、という所でここにしました。
CTier
長らく大卒で最強格の力士であり、入門時は逸材としてそれこそ今の大の里関や草野関あたりと比較しても遜色ないくらい期待されていた力士でしたが、怪我やメンタル面で大きく遠回りし、史上最年長で大関昇進を果たしました。
大関では大きく負け越すことは無かったものの、優勝に絡むこともなく不祥事で解雇されてしまったため、通算の成績は悪くないですが実働は短かったです。
高安
今も現役バリバリで定期的に優勝争いに絡むスーパーベテランですが、大関時代も勝率はかなり高いほうでした。
優勝がなく、なおかつ休場も多かったためインパクトには残りませんが、単純な勝率だけなら最上位格です。
怪我と体の不調で大関から陥落して沈んでしまった時期が非常に勿体ないですが、かつて元横綱白鵬氏に現役最強と言わしめた実力をまだまだ土俵で見せてほしいですし、全相撲ファンの悲願として高安関が賜杯を抱くシーンを見せてほしいです。
貴乃花らと同年代で大学出身の怪物として名を馳せましたが、大関手前で長らく停滞してしまい、大関にたどり着いたころにはピークアウトしてしまったのが残念でした。
同じCTierの2名と比べると大関在位は長く、それなりに大関の座を守ることは出来ましたが、在位期間で特段のインパクトを残せなかったと感じます。
DTier
正代
いまだ現役を続けるベテラン力士ですが、大関時代はお世辞にもインパクトを残したとは言いづらいです。
大関在位も短く、優勝争いに絡むこともなく、角番も多かったです。
ただ、この人は不思議な力士なのでふとした取組で急に強くなったりして場所をかき回すジョーカーのような存在です。
流石に改めての大関復帰はほぼ無いでしょうが、丈夫で休み知らずなのでまだまだ出来そうには見えます。
2代目霧島
一時期は横綱に手がかかりかけるところまで行っていましたが、そこからの転落があまりにも早く、大関の地位で優勝経験した力士としては極めて異例の在位6場所でした。
大関で優勝しているプラス要素をかき消すくらいに在位が短いため流石にDTierとさせていただきました。
今でも上位の地位で好調であれば2桁勝利が出来るくらいの地力はあるのですが、怪我の影響で全盛期ほどの力を出せていないようには感じます。
出島
圧倒的な出足で番付を駆け上がった武蔵川軍団の一角でした。
大関勝率そのものは決して低すぎるというほどではありませんでしたが、在位中は特にインパクトもなく12場所での大関陥落となってしまいました。
陥落後長く現役を続けた姿の方が印象深いです。
ETier
朝乃山
在位期間は短かったですが、在位中の勝率はかなり高かったです。
陥落原因に関してとやかく言う気はありません*1が、とはいえあまりに在位が短いため流石にDTierには置きづらいためここに置かせていただきました。
今でも大人気ですし、2度の陥落を乗り越えて関取の地位に戻ってきましたが、流石に大関返り咲きは極めて難しいとは思います。
今を時めく二子山の師匠ですが、当時大の里関にも負けないくらいのスピード出世を見せつけて大関まで駆け上がった力士でした。
ただ、勢いだけで本当の強さがなかったため早期陥落となりましたが、その後しばらく関脇の地位に在位し、14勝した場所もあるなど2度目の春も迎えましたがついぞ大関復帰はかなわず引退となりました。
流石に在位期間が短く、在位中の実績もないのでETierです。
大関昇進直前の勢いはすさまじく、三場所合計37勝は大関が横綱になるときの勝ち星のようでしたが、勢いは続きませんでした。
一度陥落した後、すぐ特例復帰を果たしましたが結局その後またすぐ陥落。
怪我に苦しめられ、大関昇進直前がピークとなってしまいました。
御嶽海
関脇としての実績は断トツで歴代最強ですが、大関としては現状並び立つものがいないレベルで歴代最弱といって差し支えないでしょう。
優勝3回を誇る力士なのにもかかわらず大関在位がたった4場所、うち3場所で負け越し*2という流石に苦しすぎる実績。
新大関場所は11勝を挙げ、優勝争いにも絡み期待をさせてくれましたが…