こんにちは
先月の春場所で大関の大の里関が12勝3敗で3度目の優勝を果たし、次の夏場所は横綱昇進を賭ける場所となりました。
その前の初場所では豊昇龍関が12勝3敗で優勝し、横綱に昇進しましたが、昇進したころから「基準が甘すぎるのではないか」と紛糾してしまいまして、実際春場所で豊昇龍関が苦戦を強いられ途中休場の憂き目にあった際には「ほら見たことか」と横綱審議委員会の判断を非難する声も多かったです。
豊昇龍関は
8勝7敗→13勝2敗(優勝次点)→12勝3敗(優勝)という流れで横綱になりましたが、それまであまり優勝争いに絡んできたとも言い難かっただけに時期尚早の見方は多かったですし、本人のためにももう1場所見るべきだと思っていました。
これはひとえに横綱昇進の基準が非常に曖昧なことが問題で、実際内規には「大関の地位で2場所連続優勝、またはそれに準ずる成績をあげた力士」
としか書いておりません。
特に「準ずる」ってなんだよってなりますし、ここの解釈が結構いかようにも取れる内容になるのが良くないのではないか、と私は感じています。
それではいっそ明確なルールを決めたらいいのに、とは前々から思っており、せっかく自分の考えを好き勝手書くことができるプラットフォームに好き勝手書いてしまおう、と思います。
■横綱昇進のための3つの関門
・大関3場所で負け越し場所なしで合計36勝以上
・直近2場所のうち最低1場所で優勝
・昇進直前の場所は最低13勝以上
上記3点はすべて満たさないと原則横綱昇進はかないません。
例外は後述しますが、まずそもそも大関昇進は直近3場所の成績を見るのに横綱昇進が直近2場所なのもよく分からないなと常々思っています。
大関と比較すると、より強くあり続けなければいけない立ち位置だからこそ、最低でも3場所は見るべきだと思います。
当然3場所のうち負け越した場所、ないしは途中休場した場所があるようでは横綱の務めを果たせるとは思いづらいため、3場所とも勝ち越しは大前提です。
また、優勝に関わっていないといくら勝ち星が良くても昇進させてあげるわけにはいかないな、と思っていますので昇進直前2場所のうちどちらかの場所では最低でも優勝を求めたいと思います。
そして、昇進直前場所は優勝の可否はともかくとしてある程度勝ち星は求められるので、一般的な優勝争い基準の13勝以上を求めたいです。
こうすることで、比較的長期スパンでの力量も見れますし、優勝争いに関わってこれるだけの力、直近の勢いも踏まえて数字で判断できるのではないでしょうか。
少なくとも現行のあいまいな基準より余程分かりやすいでしょう。
■横綱昇進における例外規定
・2場所連続全勝優勝の場合
・3場所連続優勝の場合
とはいえ何事にも例外があるもので、上記のような事象が起きた場合には最初に述べた関門を満たさなくても横綱昇進を認めてよいと思っています。
例えば3場所前は全休ないしは負け越したが、そこから2場所連続全勝優勝であれば横綱昇進を認めてよいでしょう。
というのも全勝優勝は極めて難しいことですし、それを2場所連続で出来る力量があるのならそれは横綱にふさわしいと私は考えます。
ちなみに、理論上は全勝でも優勝できない可能性はありますが、事例もないですし極めて稀なため特段考えておりません。
また、3場所連続優勝に関しては、12勝3敗→12勝3敗→11勝4敗といった形での優勝であっても横綱昇進を認めるというものです。
こちらも3場所36勝、直近場所13勝以上のどちらにも届いていませんが、とはいえ3連覇できる力量があるのなら横綱の務めは果たせると見ていいのではないかな、というのが個人的な意見です。
■大の里関に期待すること
私が勝手に妄想しただけの基準に何の意味もないですが、大の里関にはぜひ14勝以上で有無を言わせない横綱昇進を決めていただきたいです。
興行面を考慮して半ば無理やり昇進させた豊昇龍関の1人横綱というしんどい状況が終わることで豊昇龍関にとっても負担が軽くなるのではないかと思いますし、なんだかんだで横綱同士の千秋楽結びの一番を見たいものです。
今の横綱審議委員会および相撲協会なら、優勝の可否を問わず12勝すれば横綱昇進させかねないのですがそんな下駄を履かせてもらったような昇進で後々言われ続けるのはいちファンとしては悲しい限りです。