ションベン無条件

こんにちは

 

突然ですが非常に困っています。

ちょうど開幕前ということであまり書くことがありません。

スポーツ回り以外のトピックはいろいろ大きいものがありますが正直書きたくありませんし、ある程度熱意持って書かないとしょうもない内容になるのは明白なので書こうとも思いません。

 

とりあえず改めて新体制のマリノスということで*1、まずはどんな心持で、どういったところを見ていくつもりなのかっていうのを書いていこうかなと思います。

 

■2025マリノスに期待すること

ぶっちゃけ結果はそんなに気にしないです。

それでも蓋を開けてみたら案外戦えそうな予感はビンビンしてるんですけど、とはいえフットボールそのものの捉え方から意識を変えるのは簡単じゃないでしょうし、特に試合が続く上に戦い方が浸透しきっていない前半戦は渋い内容、渋い結果になることも少なくないでしょう。

感覚的にはまんまモンバエルツAgainって感じですね。

ポステコサッカーの幻影を追い続け、帰るべき場所など特にないのに帰るべき場所だと錯覚して質の低いポルノみたいなサッカーをしていた直近2シーズンを踏まえたうえで、まずは基礎からのやり直しでしょう。

 

幸い戦う上で軸となるCBとGKは質的に大幅な強化が見込めたわけですし、まずは守りからといったところでしょうか。

となるとやっぱり気にしたいのは内容で、攻撃は置いといてまず守備からでしょう。

ラインもバラバラ、プレスもスッカスカ、トランジションはゆるゆるで各個人が適当な判断で行く行かないになっていておよそ真っ当な守り方とは言えなかったでしょう。

むしろあんなんでよく38試合とはいえ勝ち点52も稼げたなと驚嘆すら覚えます。

 

前線からのプレスというと相手を徹底的に追い込む前田大然選手のようなイメージを持たれる方もいると思いますが、あれは彼だけの異能であり、彼以外にあれが出来る選手など世界広しといえどほぼいないといっていいでしょう。

特に前線は動く量より、切り替えの早さと的確なコース切りのほうが重要です。

逆にディフェンスラインは人に行き過ぎて裏を取られたり、全体的な視野の狭さが気になりました。

勿論フィジカル的に無理が効くことは重要ですが、過密日程であることを考慮すると限界はあります。

前線の選手たちの守り方、各選手の切り替えの質、ディフェンスラインの裏ケアやクロス対応はまず新体制で変わると期待していますし、そこは着目していきたいです。

 

攻撃面はビルドアップに大きな難がありましたが、そこは大前提として崩しの展開が個々人のアイデア勝負になっていた感は否めませんでした。

とはいえそこは国内屈指の破壊力を誇るブラジル人トリオに加え、天野選手や植中選手も貢献度は低くなく、水沼選手もクロスは健在でした。

ただ、全体的に大味で相手からしたら質で上回られてしまう以外には守りにくさは感じられなかったのではないか、と思っています。

優先順位としては守備よりは下がると思いますし、多分いい崩しを最初からみられることは無いだろうとみています。

 

ただぁ!

う~~~~~~~~~~~~~~~~~~ん

 

ポステコグルーの時からチームに在籍している古参選手たちのアンラーニングはちょっと心配やなぁ!

 

言ってしまえばポステコグルーの哲学とは異なるサッカーを進めていきましょう、という訳ですからね。

あまりポステコグルーに染まっていない選手や新加入の選手は何とでもなるでしょう。

しかし、在籍が長く「アタッキングフットボール≒ポステコグルーのサッカー」に近しい思想を持っている選手のアンラーニングは心配です。

 

というかキューウェルも最初は4-3-3で動き過ぎないサッカーを目指していたと思います。

彼は副官にも恵まれず、彼自身の力不足や当時のディフェンスラインのお粗末さにも足を引っ張られてしまい、結局何もなしえなかった訳ですが、選手たちは果たして本気でキューウェルのやろうとしていることを自分なりに解釈して動けていたのか、といったところは見ていて疑問に感じる部分はありました。

これは個人的な感覚でしかありませんが

「もっと慣れてるサッカーをやらせてほしい」

と無言のアピールをしていたようにも思えました。

その結果、元々進歩してなかったチームは完全に歩みを止めてしまい、キューウェルは解任、その後を継いだハッチンソンは敗戦処理に回ることとなってしまいました。

ホランドおよびキスノーボのペアがチームに植え付けようとしていることを、ただ受け取るのではなく、まず自分に染みついている「アタッキングフットボール」を消し去らないといけません。

これはなにも「アタッキングフットボール」が邪魔な概念であるとかそういう事ではなく、中途半端に頭の中にあるあれこれを取り入れようとするのは結局遠回りでしかないので、今はただホランドの言うことを100%受け取って愚直に進めていくべきではないか、という事です。

簡単に言いますが、そんなに簡単にできないことは百も承知です。

とはいえ私は今でも最晩年の中澤佑二の姿が忘れられません。

身体的にはとっくに限界を迎えていた大ベテランが守備技術を向上させ、あろうことかビルドアップ能力まで身に着けて成長をやめなかったあの姿を。

もし彼が現役だったら誰よりも積極的にホランドのサッカーにトライしていたでしょう。

あの背中を忘れていないのなら、きっとやってくれると信じたいものです。

 

*1:まあ昨年もそうっちゃそうだけど、色々違ってたからねえ